水道水は本当に安全なのか?

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水道水は本当に安全なのか?

「世界一安全な水」とも呼ばれる日本の水道水。
確かに、日本では全国どこに行っても水道がきちんと整備されており、蛇口をひねればいつでも安全な水を飲むことができます。
しかし、水道水は本当に安全なものなのでしょうか?
ここでは、日本の水道水は本当に世界に誇れるほど安全な水なのかについて検証していきたいと思います。

日本の水道水は、水道法という法律によって50項目もの水質基準によりチェックされています。
水道水は、採水してから不純物を取り除くろ過を行い、カルキや塩素で殺菌処理をして、水道管を通って私たちの家庭に供給されます。
その過程でこれだけ厳しい検査基準をクリアしているのですから、安全だと言っても良いのではないでしょうか。

しかし、その一方で心配なこともあります。
それは水道が供給される時に必ず通る水道管の問題です。
水道管には、1980年代後半まで鉛が材料として使用されていました。
鉛は身体に蓄積されると有害な物質であり、水道管の老朽化により中を通る水に鉛が溶け出して汚染されてしまっているのです。
こうしたことが分かってから少しずつ材質の違う水道管に替える工事が行われていますが、未だに7000kmを超える膨大な鉛製の水道管が残っていると言われています。

また、鉛製の水道管ではなくても問題視されているのが、水道管の老朽化による錆びです。
水道管の耐用年数というのは約40年ほどだと言われていますが、その期間を超えてしまっても使われている水道管がまだ多数残っています。
こうした古い水道管の内部は赤さびなどで錆びてしまっており、その中を通る水が汚染されてしまっている危険性が考えられるというのです。
そして、水道水に使用されているカルキですが、これも私たち人間にとって有害な物質であるということが以前から分かっています。
そうした状況にある水道水は、法律的には「世界一安全な水」なのですが、私たち人間にとっては必ずしも安全だとは言えない水なのです。