県で違う!水道水の味

水道水がおいしい都道府県

県で違う!水道水の味

最近、水道水の味に注目が集まっていることをあなたは御存知でしょうか?
日本の水道水は、水道法という法律によって50項目もの水質基準でチェックされています。
水の豊かな日本では、原水に河川や湖沼の水を使用し、きちんと浄水処理を行ってカルキや塩素で殺菌をした水道水が全国各地に供給されています。
このように、全国どこでも同じような処理を行っているはずなのに、県によって水道水の味が違うと言われているのです。
どうして県によって水道水の味に違いがあるのでしょうか?
そこでここでは、水道水の味が県によって違う理由についてお伝えしていきます。

水道水の味の決め手になるのは、カルキや塩素といった殺菌処理に使われる薬品です。
カルキや塩素には独特の臭みがあり、この臭みによって水道水は「まずい」と言われているといっても過言ではありません。
どうして水道水には、こうした薬品が使われているのでしょうか?
それは、原水にする水に含まれる雑菌などをきちんと処理しなくては法律によって定められた水質基準をクリアすることができないからです。
しかし、県によって水道水の味に違いがあるということは、こうした薬品の使用量に差があるということを意味しています。

同じ基準でチェックしているはずの水道水なのに、なぜそうした違いがあるのでしょうか?
それは、各都道府県で使用されている原水に違いがあるのです。
水道水の原水には、大きく分けて4つのランクがあると言われています。
そのランクとは、特級水と1~3級といった等級の水です。
特級水とは、良質な湧き水や地下水を使用した水道水のこと。
水がもともと良質なので、殺菌処理も少量の塩素を使うだけで水質基準をクリアすることができます。
1級水も汚染のない上流河川や湖沼の水、または伏流水を原水としているため、不純物をろ過するだけで水道水として使用できます。
しかし、2~3級の水はもともとの河川の水が汚染された水であるため、多量の薬品でろ過や殺菌をしなくては水道水として使用することができません。
こうした原水の違いが、そのまま県によっての水道水の味の違いとなっているのです。